JALとANAは3月1日、2017年度入社の採用概要を発表。JALは地上職事務系社員を70人程度、地上職技術系社員を30人程度、運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)を60人程度、客室乗務職社員を350人程度(正社員)採用。ANAは総合職事務職を30人程度、総合職技術職を50人程度、客室乗務職を東京ベースで700人程度採用する。

JALの過去の入社式の様子

JALは客室乗務職を除き、2014年4月~2016年3月までの間に4年制大学または大学院(修士課程)を卒業・修了した人 (就業経験者も可能)、あるいは、2016年4月~2017年3月までの間に4年制大学または大学院(修士課程)を卒業・修了見込みの人を対象としている。

客室乗務職は、2016年4月~2017年3月までの間に専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士 課程)を卒業見込みで、2017年2月以降、会社の指定する時期に入社できる人としている。なお、JALは2016年4月より、客室乗務職における契約社員制度を廃止し、在籍する契約社員を正社員として雇用。4月以降に入社する客室乗務職についても正社員として雇用する。

地上職の選考方法は書類選考・面接試験・筆記試験など、運航乗務員訓練生は書類選考・面接試験・適性検査・筆記試験・身体検査など、客室乗務職は書類選考・面接試験・筆記試験・健康診断・体力測定・適性検査などを予定している。

ANAの2015年入社式の様子

ANAの総合職採用では、2015年4月から2017年3月までの間に4年制大学を卒業または大学院を修了(見込み)の人を対象に、書類選考・グループ面接・グループディスカッション・個人面接などで選考する。客室乗務職では2016年4月から2017年3月までの間に専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院(修士課程)を卒業または修了見込みの人を対象に、書類選考・面接・身体検査などで選考する。なお、ANAの客室乗務職もまた、正社員としての採用となる。