相模屋食料は3月11日から、カルビー「フルグラ」とコラボレーションした朝専用の豆腐「とうふで、グラノーラ。」(298円・税込)の先行販売を関東エリアのマルエツで開始する。

「とうふで、グラノーラ。」(298円・税込)

同社の代表取締役社長・鳥越淳司氏によると、「朝食に豆腐」というのはありそうでない食シーンであるという。朝食にヨーグルト感覚で豆腐を取り入れれば、新しい朝食スタイルが生まれるのではと考え、今回、カルビーのシリアルブランド「フルグラ」とコラボレーションし、商品を開発した。

同商品は、「フルグラ50g」と「豆乳たっぷりナチュラルとうふ~朧 style210g」のセット。豆腐はおぼろとうふのような存在感のある食感を表現しており、濃厚な豆乳を加えることで「フルグラ」と一緒に食べたときにヘルシー感が体感できるように仕立てたという。

豆腐とグラノーラの組み合わせは、1回の食事で摂(と)る糖質を20~40gとする緩やかな糖質制限食「ロカボ食」にも適しているという。ロカボ食は、北里研究所病院 糖尿病センター長である山田悟先生が提唱したもので、糖質が多い米や小麦、麺類、大豆以外の豆類、芋類、果物、菓子を抑える食事のこと。

また、糖質が少ない肉、魚、大豆、芋類以外の野菜と、血糖値上昇を抑制する食物繊維を多く含む食材の積極的な摂取をすすめている。山田先生は同商品について「グラノーラは1食50g分で糖質量31.6g、豆腐200gと合わせても35gとロカボの基準内であり、食物繊維も4.5gと豊富に含まれています」とコメントしている。