マニュライフ生命保険は2月29日、「マニュライフ投資意識指数」の結果を発表した。対象は香港、中国、台湾、日本、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン出身の4,000名(各500名)。期間は10月19日~11月6日。

貯蓄のうち「特定の目的がない貯蓄・投資」の割合、日本がトップに

「借金をしている投資家」の割合を聞いたところ、日本は15%となり、アジア平均の33%を下回った。「支出を定期的に記録している投資家」の割合についても、日本が56%でアジア平均73%より低くなった。

貯蓄全体のうち、「特定の目的はなく現金を貯蓄・定期預金に預ける・あるいは投資している」割合を聞いたところ、51%で日本が最多。次いで「香港」(38%)、「シンガポール」(36%)。以降「台湾」(35%)、「インドネシア」(33%)と続いた。アジア平均は35%となった。

「その他(将来の高額な買い物や教育費、緊急時のための貯金を含む)」の割合をみると74%で「フィリピン」が最多に。以降「中国」(70%)、「マレーシア」(69%)となった。アジアの平均は65%だった。

貯蓄全体における特定の目的有無の割合

子供に対する金融教育について聞くと、「子供に支出管理などお金に関する計画について自ら教えている/教えたいと思う」と答えた割合は、92%で「フィリピン」が最多だった。次いで「マレーシア」(78%)、「インドネシア」「香港」(ともに77%)。アジア平均は67%となった。

一方、「そう思わない」と回答した割合は、71%で「日本」が最多に。以降「シンガポール」(44%)、「台湾」(42%)となった。アジア平均は33%だった。

子供に対する金融教育