GCC 6の新機能が明らかに

The GNU Compiler Collection includes front ends for C, C++, Objective-C, Fortran, Java, and Ada, as well as libraries for these languages.

GCCプロジェクトは通常、3月ないしは4月にメジャーリリースを公開しているが、次期メジャーアップグレードリリースは2016年3月または4月に登場が予定されているGCC 6。2月23日(米国時間)、Jeff Law氏が「Upcoming features in GCC 6|RED HAT DEVELOPER BLOG」において、春にリリースが予定されている「GCC 6」で導入される新機能や変更点などの要点を紹介した。

紹介されている主な新機能や変更点は次のとおり。

  • コンパイル時のチェック範囲を拡大。デベロッパが気がつきにくいバグなどをコンパイル段階で発見できるようになったほか、より多くの適切ではないコーディングを検出して報告するようになる
  • OpenMP 4.5をサポート
  • セグメントレジスタサポート
  • より複雑な表記も解析して問題を報告するリッチ・ロケーション機能の導入
  • MIC/NVIDIA GPUへのオフローディング機能の強化
  • HSA経由でのオフローディング機能の提供
  • C++ 14をデフォルト化
  • C++ 数学用特殊関数(ISO/IEC 29124:2010)のサポート
  • C++ 17の実験的サポート
  • File System TS

C++系の新機能サポートやOpenMP 4.5のサポートが注目されるほか、コンパイル時に検出対象となる範囲が広がった点が注目される。GCCの出力するエラーメッセージや警告メッセージはLLVMと比較して理解しにくいと指摘されている。GCC 6では検出範囲を広げることでより開発者を手助けすることを狙っており、開発に役立つと見られる。



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