"きもの美人日本一"を決定する「きものクイーンコンテスト2016」が27日、東京・浅草公会堂で行われ、東京都出身の女子大生・松田和佳さん(19)がクイーンに選ばれた。

きものクイーンに選ばれた松田和佳さん

日本最大級のきものの祭典でもある同コンテストは、和の美しさを兼ね備えた「きもの美人日本一」を決めるミス・コンテスト。この日は6,150人の応募者から予選を勝ち抜いた344組358人が最終審査に臨み、グランプリとなるきものクイーンに松田和佳さん、準クイーンに葛谷まりんさんと芹川有里さん、オスカープロモーション賞に上運天美聖さんがそれぞれ選ばれた。

きものクイーンに選ばれた松田さんは東京都出身の現役女子大生。「こんなに素敵な賞をいただいたことにビックリしています」と驚いた表情で「最近の若者は着物を着る機会が大変少なくなっています。これから若い世代の方や外国人観光客に古典文化でもある伝統の着物を広めていきたいですね」と目を輝かせた。スペシャルゲストとして登場した河北麻友子は「美少女コンテストの時を思い出してドキドキしちゃいました! 本当におめでとうございます」と祝福するも、松田さんと同じような柄の着物を身にまとっていたことから「ごめんなさい! 空気が読めなくて…。色んな所が被って本当にごめんなさい(笑)」と平謝りだった。

その後、河北らオスカー所属のタレント3人に囲まれて報道陣の取材に応じた松田さんは「今は頭がパニックです…」と戸惑った表情を見せながらも「芸能界はすごい素敵な世界だと思っているので、興味はあります」と今後の活動にも意欲。これに河北が「笑顔を忘れず楽しく!」とアドバイスを送っていた。