DeNAキャンプ野手MVP 飛雄馬ってどんな人?

 

プロ5年目の今季ブレイクが期待されるDeNAの飛雄馬

「MVPを発表します!」

 DeNAのラミレス監督が通訳を介して宣言。キャプテンの筒香嘉智や、新外国人のロマック、ルーキーの戸柱恭孝、柴田竜拓ではなく、プロ5年目の飛雄馬が野手MVPに選出された。

 キャンプでラミレス監督から高い評価を受けた飛雄馬の経歴をたどると、高校は島根県の江の川高(現石見智翠館高)。同校のOBには谷繁元信(中日)やプロ野球選手を輩出している学校だが、在学中に甲子園出場はなし。高校卒業後は、社会人野球の三菱重工広島で3年間プレーし、11年ドラフト7位で横浜に入団した。

 プロ入り後は、1年目に新人全員禁煙というルールがあったが、喫煙が発覚。中畑清監督(当時)に「おい飛雄馬!何でここにいるんだ!」と怒鳴られ、フェニックスリーグが行われた宮崎から横浜に強制送還ということもあった。

 そういったことも関係しているわけではないだろうが、最初の2年間は一軍出場なし。3年目の14年に初めて昇格し、4試合に出場した。翌15年は開幕一軍入りを果たすと、3月29日の巨人戦でプロ初安打をマーク。二塁、三塁、遊撃など複数のポジションをこなすユーティリティプレーヤーとして、自己最多の59試合に出場した。オフには筒香、乙坂智とともに、ドミニカ共和国で開催されたウインターリーグで武者修行。メジャーで活躍する選手などを肌で感じ、腕を磨いた。

 そして、一軍で迎えた春季キャンプでは、打撃で猛アピール。2月7日に行われた紅白戦で、3ランを含む2安打4打点と大暴れ。11日の紅白戦でも打点を挙げると、対外試合がスタートしてからも好調を維持している。20日の巨人とのオープン戦を除いて、全ての試合で安打を放つ。14日の中日との練習試合では、1ホーマー、2打点の活躍を見せるなど、ここまで実戦9試合に出場して、打率.464 、2本塁打、8打点。一気に頭角を現した。

 一方の守備面はというと、基本的に内野ならどこでも守れることもあり、対外試合では二塁、三塁などで出場。そんな中、ラミレス監督は飛雄馬を二塁でプレーさせることを示唆している。DeNAの二塁といえば、長年レギュラーを務める石川雄洋がいるが、昨年11月に右肘を手術した影響で実戦出場がない。今後は石川の回復具合にもよるが、基本的には2年目の山下幸輝とともに、開幕スタメンを争うことになる。

 5年目にしてブレイクの兆しを見せる飛雄馬。母が野球漫画「巨人の星」のファンということから、「飛雄馬」と名付けられた男は、今季、大輪の花を咲かすことができるだろうか。


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