ON Semiconductorの日本法人であるオン・セミコンダクターは2月25日、CMOSデジタル・イメージセンサ「AR1337」を発表した。

同製品は、スマートフォンやタブレットなどコンシューマ向けエレクトロニクス製品をターゲットとした裏面照射型の1/3.2インチサイズのデバイスで、高性能のSuperPD位相差検出式オートフォーカス(PDAF)ピクセル技術が組み込まれ、25ルクス未満の暗い照明でも300ミリ秒以下のオートフォーカス・スピードを実現している。

また、4208 x 3120ピクセル構成でアクティブピクセル配列を備えており、高水準の信号雑音比により鮮やかでリアルな画質を実現することができるとしている。

さらに、最大で毎秒30フレーム(fps)で最大解像度を生み出すことができ、30fpsの4Kビデオおよび60fpsの1080P-FullHDを含む、多くのビデオモードをサポートしているほか、デュアルカメラのビデオキャプチャが可能となっている。

現在、「AR1337」はベアダイ型式でサンプル出荷中で、2016年第2四半期に量産が開始される予定。