ロート製薬 新ロゴマーク(出典:ロート製薬Webサイト)

ロート製薬は2月24日、正社員に収入を伴う兼業(副業)を認める「社外チャレンジワーク制度」を制定したと発表した。2016年4月から、正社員約1,500人のうち勤続3年以上の人を対象に導入する。

社員が発案、「社内ダブルジョブ制度」も導入

同制度は、正社員が土日祝日・終業後に収入を伴った仕事に就業することを認めるというもの。会社の枠を超え、より社会へ貢献し自分を磨くための働き方ができるように制定したという。同社は「本業以外に、社外・社会で貢献できるような仕事をやっていくことが人材育成につながり、ロート製薬の中でもさらに活躍できるのではないかという狙いがある」と話している。

同時に一つの部署にとどまらず、複数の部門・部署を担当できる「社内ダブルジョブ制度」も導入。「社外チャレンジワーク制度」「社内ダブルジョブ制度」ともに社員からの自発的な立候補により審査される。なお、両制度いずれも社員のプロジェクトによるアイデアにより制定されたという。

同社は併せて新たなCI(コーポレートアイデンティティ)「NEVER SAY NEVER」を制定し、新ロゴマークを発表。新ロゴマークに使われた青色は知性、赤色は情熱を表現しているほか、吹き出しデザインは同社の宣言であることや、ロート製薬に流れる血と鼓動を表しているという。