JR四国は牟岐線の開通80周年を記念し、沿線を中心とした関係団体などとの連携による沿線探検スロー列車「カモン牟岐線☆えーもんあるでないで号」を3~5月に運行する。

「カモン牟岐線☆えーもんあるでないで号」ヘッドマークイメージ

「えーもんあるでないで」は、「素晴らしいものがいっぱいあるじゃないですか」を意味する徳島の方言。開通80周年を迎える区間を含む牟岐線徳島~牟岐間(67.7km)を6時間以上かけてゆっくりと走行し、室戸阿南海岸国定公園の風光明媚な景色や歴史ある町並みを車窓から楽しむ。徳島駅出発時刻は9時11分、終点の牟岐駅到着は15時31分。

途中の各駅で停車時間を設け、地元の人々やご当地キャラクターによる出迎え、駅舎内や駅前でのマルシェ、地元のガイドが案内する「駅近散策」、特産品のふるまいなどを実施。海水浴シーズンのみ営業する田井ノ浜駅にも特別に停車し、ホームに下車する時間を設ける。運転日は3月27日・4月17日・5月21日。キハ185系に国定公園の美しい景色とウミガメなどをイメージした特製ヘッドマークを掲出して運行する。

旅行代金(四国内の全駅発着料金)は大人9,800円・こども(小学生)8,800円。前泊・後泊に便利な2日間タイプも設定され、大人2,000円、こども1,000円の追加料金で利用できる。各日の定員は90名。JR四国のワープ支店、駅ワーププラザ、旅の予約センター、一部の駅で予約を受け付ける。