手薄なレンジャーズ先発陣 連覇の鍵を握るダルビッシュ

 

現地19日にキャンプインし、キャッチボールを行うレンジャーズのダルビッシュ有

◆ 復帰時期は「6月くらい」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が22日(日本時間23日)、約1年ぶりに傾斜のあるマウンドで投球練習を行った。

 これまでもブルペンに入っていたが、傾斜のないリハビリ用の「フラットマウンド」。この日は通常の半分の高さ程度の「ハーフマウンド」で、捕手を座らせ直球15球、チェンジアップ2球、計17球を投げ込んだ。

 今後も1日おきに同じ練習を行い、問題がなければ通常のマウンドに移る予定。自身が「6月くらい」と語る復帰登板へ向け、ここまでは順調に階段を登っている。

 メジャーデビュー年(12年)に16勝を挙げ、以降3年連続で2ケタ勝利をマークしたダルビッシュ。しかし、昨年のオープン戦登板中に右ひじに異常を訴え、MRI検査で右肘側副靱帯の損傷が判明。3月17日にトミー・ジョン手術(靭帯再建手術)を受け、15年シーズンを全休した。

 投げられない時期は肉体強化に励み、過去最高体重の約107キロでキャンプイン。「(リハビリ期間は)野球選手じゃない自分として、長い時間を過ごした。いろいろ考えるようになったし良かったと思う部分も多かった」とプラスに捉える。


◆ 13勝右腕がFA流出、ダルビッシュにかかる期待は大きい

 レンジャーズは昨季、中盤以降に驚異的な追い上げを見せ4年ぶりに地区優勝を果たした。最下位に転落した14年からプリンス・フィルダー、秋信守ら主力野手が復調。投手陣ではトレード加入したコール・ハメルズが先発陣の軸となり、アストロズとのマッチレースを制した。

 攻撃陣が破壊力を取り戻したが、防御率はリーグ15チーム中13位の4.24。先発防御率は4.32とさらに悪く、そこから184回1/3を消化し、13勝11敗、防御率3.42のヨバニ・ガヤードがFAでオリオールズへ流出した。

 今季の先発陣は、前述のハメルズ、昨季17勝で再契約したコルビー・ルイス、昨季終盤に復活を予感させたデレク・ホランド、こちらもトミー・ジョン手術経験者のマーティン・ペレスらが軸。ほかにもニック・マルティネス、チチ・ゴンザレスら若手がローテーション定着を虎視眈々と狙う。

 それでも打高投低のチームバランスは変わらず、投手陣に劇的変化を求めるのは酷。それこそ可能性があるとすれば、ダルビッシュが復帰した6月以降と言っても過言ではない。

 ダルビッシュはこれからの野球人生をともに歩む新しい靭帯について「今の方がいい。信頼してます」と笑顔。今後も一段づつ階段を登り、中盤戦以降は2年連続地区優勝を目指すチームをマウンドで支える。


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