退職金・企業年金制度、過半数が「不満」 - 見通しも悲観的

御木本千春  [2016/02/23]

IICパートナーズは2月22日、「退職金・企業年金の現状に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2015年11月~2015年12月、有効回答は全国の会社員100人。

退職金・企業年金の見通し、8割が「減る」

勤務先の退職金・企業年金制度の水準に満足しているか尋ねたところ、「不満がある(計)」人は過半数の52%。一方、「満足できている(計)」人は20%にとどまり、「水準がわからない」人も24%いた。

勤務先の退職金の水準に満足していますか?

回答者からは「老後を考えると全く足りない。定年年齢をあげてもらわなければ先々が不安」(50代男性/会社員)などの声が寄せられたほか、退職金制度自体がない人もいた。

同社は「老後への漠然とした不安が大きい中で、自分がもらえる退職金・企業年金が不安を解消するほどのものではないと捉える方が多かったのではないか。老後にどれくらいお金がかかるのか明確に見えていないことが大きい」と分析している。

退職金・企業年金の支給額は今後どうなるか聞くと、「減る(計)」が圧倒的に多く80%。他方、「増える(計)」と「わからない」は同率の10%となった。

減ると答えた人の間では「少子高齢化の進むこのご時世、1人当たりの定年退職者へ支払われる退職金の額は減る一方だと思うから」(20代女性/会社員)といった悲観的な声が多かった。また、増えるとした人でも「増えるかわからないが、増えてもらわないと困る」という意見が目立ったという。

特別企画 PR

人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事

カレー沢薫さんの"3D"ロゼットを抽選で1名にプレゼント!
[12:00 5/30] テクノロジー
【連載】3Dペンでカレー沢薫さんを「立体化」してみた 第3回 カレー沢薫さん、光る
[12:00 5/30] テクノロジー
尾木ママ、舛添知事への怒り爆発「税金、公金にたかる寄生虫」
[11:55 5/30] エンタメ
Viibar、Yahoo! JAPANのデータ分析結果をもとにした動画広告商品
[11:40 5/30] 企業IT
【レポート】人工知能、VR、Chrome OS、開発者会議で示したGoogleの方向性
[11:33 5/30] 経営・ビジネス

特別企画 PR