北野天満宮、"刀剣乱舞"にも登場の"髭切"など御神刀40振を展示中--撮影も可

 

北野天満宮(京都府京都市上京区)の宝物殿では3月13日まで、特別公開「学問の神・驚きの宝刀展」が開催されている。

刀尽くしの館内には、若い女性の姿が目立つ

同展では、北野天満宮が所蔵する御神刀約80振のうち、半数におよぶ40振を一斉公開している。そのほとんどが初公開で、刀剣と武具だけの特別展も初めての試みとなる。

名刀を擬人化した育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞」のヒットにより、若い女性を中心に日本刀への関心が高まっており、キャラクターのひとりである「髭切」のモデルとなった刀剣を所蔵する北野天満宮への問い合わせも多く寄せられたことから、同展の開催に至ったという。会場には、"審神者(さにわ・「刀剣乱舞」プレイヤーのゲーム内での名称)"とおぼしき女性の姿も多く見られるとのこと。

「刀剣乱舞」のキャラクター「髭切」が出迎える人気の撮影スポット

「髭切」の別名を持つ「鬼切丸」のほか、「恒次」「助守」「師光」「国広」といった重要文化財5振も展示。刀身と鞘に加えて、奉納者の記名や凝った装飾が施された木箱も添えられ、歴史資料としても美術品としても見ごたえのある内容になっているという。

太刀「鬼切丸」。別名である「髭切」は、罪人の首をはねた際、髭まで断つ切れ味の鋭さからついたといわれる

菅原道真公の守刀と伝わる脇差「猫丸」。立て掛けたこの刀に猫が当たり、真二つに断たれたという

北野天満宮に奉納されたこれらの刀剣は、戦国時代に武運長久を祈願したものや、刀工が技の上達を祈願したもののほか、御祭神である菅原道真公の霊験で力を封じようと収められた魔剣や妖刀もあるという。携帯電話とスマートフォンであれば、フラッシュをたかない限り展示品の撮影も解禁しており、来館者に好評を博しているとのこと。

菅原道真公を先祖として篤く信仰した加賀藩前田家より奉納された太刀「師光」

また、同展について神職は、「学問の神のイメージが強い北野天満宮が、80振もの刀剣を所蔵していることはあまり知られておらず、意外に思われる方も多いのでは。北野天満宮の歴史と奥深い魅力を知っていただくよい機会」と語っている。

同展は3月13日までの開催で、期間中無休。開館時間は9時~16時となる。拝観料は、梅苑・宝物殿共通割引で大人950円、中高生900円、小学生以下450円。

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