徳島市立、タレント豊富の攻撃陣は昨年以上…チーム内の競争が浮上の鍵

 

徳島市立のエースストライカー郡紘平[写真]=安藤隆人

 昨年は十分に手応えのあるチームだった。しかし、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015プリンスリーグ四国こそ制したが、第94回全国高校サッカー選手権大会徳島県予選決勝で鳴門高校に敗戦。プレミアリーグ参入戦でも初戦でアルビレックス新潟U-18に敗れ、想うような結果を残すことができなかった。

「去年は本当に悔しい想いをした。今年は厳しいと思うよ」と、徳島市立高校の河野博幸監督は語るが、今年はアタッカー陣にタレントをそろえ、攻撃面では昨年以上の力を有している。

 中心となるのが、エースストライカーの郡紘平。フィジカルとボールコントロールに優れ、強烈な一撃を持つ彼は、間違いなく今年の注目株。彼と3トップを形成する山本史弥、水田智も期待の存在で、この3枚が変幻自在にポジションチェンジを繰り返しながら、バイタルエリアを攻略し、ゴールを陥れる。

 水延将大、吉田顕世、小原一真ら中盤にも攻撃力のある選手をそろえ、相手にとってはマークを絞り辛い多彩な攻撃を仕掛けてくる。

 一方で、守備面には課題が多い。一昨年の辻拓也(明治大学)、昨年の吉川航平といった絶対的存在がおらず、一からの立て直しになる。それゆえに、「1年生が絡んでくると思う。全体で競争をさせながら、土台を作っていきたい」と河野監督が語ったように、新戦力の台頭か、2、3年生が意地を見せるのか。この競争が活性化するかしないかが、今年のチームの行く方を大きく左右しそうだ。

文=安藤隆人


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