ハリル、主将務める長谷部の危機感も煽る「もっとゴールの意識を持て」

 

ハンブルガーSV戦でフル出場を果たした長谷部誠 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第22節が19日に行われ、日本代表MFフランクフルトに所属するフランクフルトは同DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVと対戦した。試合後、長谷部は記者団のインタビューに応じている。

 試合は両チームチャンスを決めきれず、スコアレスドローに終わった。3試合ぶりにフル出場を果たした長谷部は、「ホームですし、結果も内容も両方とも良くなかった。(攻撃の)形というものが試合を通してあまり見えなかったですね」と、チームとしてあまりうまくいかなかったと明かした。

 普段やることのない左サイドバックで出場したことについては、「とにかく、右足だけにならないように、左足も使うようにしました。『そんなに前に行かなくていい』と言われていたので、失点をしないように心がけていましたけど、無難なプレーに終わったかなというのはあります」と、守備の意識を強く持ってプレーしたと話した。

 50分には左CKのこぼれ球に反応し、エリア外中央から強烈なミドルシュートを放った。「ああいうシュートが枠にいくか、いかないかというのは大きな差だと思います」と、枠を捉えられなかったことを反省した。

 フランクフルトはこれでリーグ戦4試合勝ちなしで、暫定ながら14位に低迷。長谷部は現在のチーム状況ついて「このチームは、良くも悪くも、勢いがけっこう影響するチーム。こういう良くない流れから、どういう風に(良い方向に)持っていくのかというのが大事ですね。結果が出ればそれが自信につながっていくんだろうけど、そこまでのプロセスというのを、チームとして話し合ってやっていければいいなと思います」と、チームとして浮上のきっかけを掴もうともがいていることを明かした。

 ボランチ、右サイドバック、左サイドバックと毎試合のように違うポジションで出場する長谷部。心がけていることを問われると、「個人というよりはチームが苦しい状況なので勝つために何ができるかってことを考えています。もちろんポジションが試合によって違う中で、もちろん難しい部分はありますけど、今日みたいにこなすプレーじゃなく、チームが勝つために貢献するプレーというのをもうちょっと求めたい」と、どのポジションでもチームのためのプレーをしていると強調した。

 14日には日本代表の監督を務めるヴァイッド・ハリルホジッチ氏と話をする機会があったようで、「ポジションに関しては何も言われませんでしたね。もうボランチで出ている前提で話していました(笑)。(ボランチで出場した)ケルン戦の後だったので。もっとゴールを取る意識を持てとは言われましたね」と、助言の内容を語った。

 また、「やっぱり危機感は持たせられますね。常に呼ばれるわけじゃないし、やっぱり高いパフォーマンスをしないと呼ばないよっていうのはみんなに言っている」と、主将を務める長谷部に対しても同監督は危機感を煽っていると吐露した。

 日本代表は2018 FIFA ワールドカップロシア アジア2次予選の残り2試合を3月にホームで迎える。同24日にアフガニスタン代表と、同29日にシリア代表と対戦する。


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