愛媛銀行は2月10日、インターネット専用の四国八十八カ所支店の預金金利の引き下げを実施した。

100万円限定の定期預金は0.4%から0.3%に引き下げ

愛媛銀行四国八十八カ所支店とは、店舗や窓口を持たない、愛媛銀行のインターネット上の支店。日本国内に居住している満18歳以上の個人なら、だれでも普通預金口座開設の申し込みができる。預金通帳・証書は発行されず、取引状況はインターネットで確認する。取り扱っている商品は預金保険制度の対象となっている。

このたび引き下げが実施されたのは、同支店で扱っている1人100万円を1口のみ預け入れできる「100万円限定だんだん定期預金」と 6カ月のみ単利で1年・2年・3年・4年・5年は複利となる「四国八十八カ所支店定期預金(300万円未満)、(300万円以上)」、そして1万円につきJALマイルが1マイルたまる「マイルプラス定期預金」の3商品。

「100万円限定だんだん定期預金」は期間1年のみで、0.4%を0.3%に引き下げた。「四国八十八カ所支店定期預金」の300万円未満は、6カ月・1年の0.32%を0.22%、2年の0.33%を0.25%、3年・4年・5年の0.35%を3年は0.25%、4年・5年を0.1%にそれぞれ引き下げた。同商品の300万円以上は、6カ月・1年の0.32%を0.25%、2年の0.33%を0.25%、3年の0.35%を0.25%、4年・5年の0.37%を0.1%にそれぞれ引き下げた。マイルプラス定期預金は期間1年のみで、0.32%を0.25%に引き下げた。

四国八十八カ所支店の金利を引き下げた理由は確認できなかったが、マイナス金利の影響だとすれば当然のことだ。もともとネット支店ならでの強みを生かした金利だけに、引き下げられたとしてもまだまだ高金利であることには変わりない。