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Googleは2月10日(米国時間)、「Google Developers Blog: Announcing the People API」において、新しいAPI「People API」の公開を発表した。同APIを利用することでGoogleの提供しているコンタクトリストから認証したユーザーデータのコンタクト情報を取得できるようになる。

Googleはこれまでも同様の機能をGoogle+ API経由で提供していたが、コンタクト情報やプロファイルを得るために複数のコールを実行する必要があった。今回公開された「People API」では新しいプロトコルと技術が使われており、従来はGDataプロトコルを使ったコンタクトAPIを利用する必要があったが、使わなくてよくなっている。

「People API」はHTTP およびJSONで構成されており、Webブラウザなどの標準的なHTTPクライアントから自由に利用することができる。ただし、APIの利用にあたってはアプリケーションが認証される必要があり、あらかじめGoogle Developers Console経由でプロジェクトを作成して資格を取得しておく必要がある。

Googleには従来よりもコンタクトリストへのアクセスを容易にすることで、この機能を活用したWebアプリケーションやモバイルアプリケーションの登場を促進する狙いがある。