JR東日本はこのほど、観光列車「TOHOKU EMOTION」の2016年度上半期分(2016年4~9月)の運転日と旅行商品の概要、メニュー監修を担当するシェフを発表した。

JR東日本の観光列車「TOHOKU EMOTION」

2016年度上半期は週末を中心に計56日間運行。2015年度下半期と同じく、「TOHOKU EMOTION」の乗車と三陸鉄道北リアス線での三陸沿岸の縦断を組み合わせた1泊2日の「三陸周遊コース」、八戸~久慈間の乗車券と「TOHOKU EMOTION」利用がセットになった「八戸駅発着コース」の2コースが設定される。

「三陸周遊コース」は八戸駅または盛岡駅まで新幹線を利用し、「TOHOKU EMOTION」のランチコースまたはデザートブッフェの片道利用をセットにした商品。東京駅発着で東北新幹線普通車指定席利用、「TOHOKU EMOTION」3号車利用・ランチコースの場合の旅行代金は4万300~6万1,300円となる。

「八戸駅発着コース」は昼食1回またはデザートブッフェ1回付きで、片道(八戸駅から久慈駅へ)ランチコース付きは7,900円、片道(久慈駅から八戸駅へ)デザートブッフェ付きは4,500円。往復(ランチコース・デザートブッフェ付)は1万1,9000円となる。いずれのコースも、1号車(コンパートメント個室車両)利用の場合は片道1室3,000円の追加代金が必要となる。

メニュー監修は、野菜や生ハム、チーズといった食材からワインに至るまで、素材を自ら作り出す独自の姿勢で知られるイタリアンレストラン「オステリアエノテカ ダ・サスィーノ」(青森県弘前市)のオーナーシェフ、笹森通彰氏が担当する。「TOHOKU EMOTION」の4~6月分は2月25日16時から、7~9月利用分は5月12日16時から販売開始。JR東日本各駅のびゅうプラザ、おもな旅行会社にて取り扱う。