奮起に期待! 若い番号から大きい番号に変更した選手は?

 

背番号変更となったヤクルトの村中恭兵(写真は2015年)

 今季からヤクルトの山田哲人が「23」から「1」、広島の中崎翔太が「56」から「21」に変更するなど、大きい番号を付けていた選手たちが活躍した後、若い番号に変更するケースが多い。

 一方で、若い番号をもらいながら、今季から大きい番号に変更した選手がいる。ヤクルトの村中恭兵がそうだ。村中は05年高校生ドラフト1巡目でヤクルトへ入団し、背番号は「15」を与えられた。プロ5年目の10年に自身初となる二ケタ勝利をマークすると、12年に10勝を記録。

 背番号に恥じない活躍を見せていたが、13年以降は5勝、2勝、昨季は07年以来一軍登板なし。二軍でも14試合に登板したが、防御率8.33と精彩を欠いた。そして、このオフに背番号が「15」から「43」へと変更となった。新人から10年間背負ってきた番号に別れを告げることになったが、「15」は現在空番となっている。結果を残し、再び自らの手で「15」を勝ち取りたいところだ。

 村中と同じヤクルトに所属する川上竜平も、「36」から「69」へ。川上は11年ドラフト1位で入団。「36」の前任者は昨季、首位打者を獲得した川端慎吾がつけており、前年のドラフトで1位入団した山田哲人とともに、将来を期待されていた。しかし、プロ入り後は高校時代に見せた打撃は影を潜め、昨季は二軍で95試合に出場するも、打率は.204と低迷。大きい番号に変わり、今年は勝負の1年となる。

 楽天の内田靖人も「8」から「36」に変わった。内田は、守護神・松井裕樹と同学年で、13年ドラフト2位でプロ入り。捕手で入団したが、打撃力を買われ内野手へコンバート。1年目から一軍に出場したが、2年目の昨季は二軍で腕を磨いた。3年目を迎える今季、ロッテから今江敏晃がFA入団したこともあり、「8」を譲ることに。これを発奮材料に、3年目のブレイクを目指す。

 また、過去には大きい番号に変わったが、再び一ケタの背番号を取り返した選手もいる。平田良介はプロ入りから5年間は「8」を背負うも、一軍に定着できず「40」へ。だが、「40」となった11年に2日連続でサヨナラ本塁打を放つなど、自身初の二ケタ11本塁打を記録。13年には15本塁打をマークし、翌14年から背番号は「6」に。昨季は11月に行われた「WBSC世界野球プレミア12」の日本代表に選出されるなど、日本を代表する選手へと成長している。

 平田のような例があるだけに、今季から大きい番号となった選手たちも、もう一度、若い番号を取り戻すような活躍を見せたいところだ。

【大きい番号へ変更した主な選手】
村中恭兵(ヤクルト)「15」 → 「43」
川上竜平(ヤクルト)「36」 → 「69」
内田靖人(楽天)「8」 → 「36」
高橋大樹(広島)「25」 → 「50」
大塚豊(日本ハム)「14」 → 「54」


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