原口が3人抜きから決勝弾、ヘルタが独杯35年ぶり4強…準決勝でドルトと激突

  [2016/02/11]

ハイデンハイム戦でゴールを挙げた原口元気(左奥) [写真]=City-Press via Getty Images

 DFBポカール準々決勝が10日に行われ、2部リーグに所属するハイデンハイムと日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンが対戦した。原口は先発出場を果たした。

 ヘルタ・ベルリンは、2回戦のFSVフランクフルト、3回戦のニュルンベルクに続き、またも2部リーグに所属するチームとの対戦となった。公式戦では昨年11月28日のブンデスリーガ第14節バイエルン戦に敗れて以来、7試合負けなしと好調を維持している。

 試合は開始10分にホームのハイデンハイムが先制に成功する。右CKをマーク・シュナッテラーが蹴ると、ニアサイドに飛び込んだアルネ・ファイクがGKルネ・ヤースタインの目の前でボールに触り、ゴールに押し込んだ。

 反撃に出たいヘルタ・ベルリンは失点直後の14分、原口を起点に右サイドを崩し、ウラディミル・ダリダが右足で低いクロスを供給。ミッチェル・ワイザーがヘディングで逸らすと、ファーサイドで待っていたヴェダド・イビシェヴィッチが落ち着いてコントロールして右足でゴール左に流し込み、ヘルタ・ベルリンがすぐに同点に追いつく。

 さらに21分、ワイザーが原口とのパス交換で右サイドを突破すると、右足で低いクロス。ニアサイドに飛び込んだイビシェヴィッチが右足で合わせて、ヘルタ・ベルリンが一気に逆転に成功する。

 攻勢が続くヘルタ・ベルリンは31分、またも右サイドをワイザーがドリブルで突破すると、中央にグラウンダーで折り返す。これをイビシェヴィッチが右足で直接合わせるが、ゴール右上に外れてしまう。前半はこのまま2-1で終了する。

 1点リードで後半を迎えたヘルタ・ベルリンは58分、リードを2点に広げる。左サイドでフリーとなっていた原口がボールを受けると、中央へ向かってドリブルを仕掛ける。エリア内左に侵入すると、ボールを取りに来た相手DFを細かいタッチで3人交わし、倒れ込みながら右足でシュートを放つと、ボールはゴール右に決まった。昨年9月12日のブンデスリーガ第4節シュトゥットガルト戦以来、約5カ月ぶりの公式戦2得点目となった。

 対するハイデンハイムは82分にPKを獲得し、シュナッテラーがゴール右に冷静に決めて、1点差に迫る。

 試合はこのままヘルタ・ベルリンが逃げ切り、3-2で勝利を収めた。1980-81シーズン以来、35年ぶりのベスト4進出を決めたヘルタ・ベルリンは、準決勝で日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと対戦する。

【スコア】
ハイデンハイム 2-3 ヘルタ・ベルリン

【得点者】
1-0 10分 アルネ・ファイク(ハイデンハイム)
1-1 14分 ヴェダド・イビシェヴィッチ(ヘルタ・ベルリン)
1-2 21分 ヴェダド・イビシェヴィッチ(ヘルタ・ベルリン)
1-3 58分 原口元気(ヘルタ・ベルリン)
2-3 82分 マーク・シュナッテラー(PK)(ハイデンハイム)


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