日本マイクロソフトは2月10日、月例のセキュリティ更新プログラムを公開した。今回、13件のセキュリティ情報が新規で公開され、深刻度が「緊急」のものは6件、「重要」のものが7件となっている。

2016年2月のセキュリティ情報 資料:日本マイクロソフト

深刻度が最も高い「緊急」のセキュリティ情報は「MS16-009」「MS16-011」「MS16-012」「MS16-013」「MS16-015」MS16-022「」で、これらの脆弱性を悪用されると、遠隔の第三者によってコードを実行されるおそれがある。

  • MS16-009→Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3134220)
  • MS16-011→Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3134225)
  • MS16-012→リモートでのコード実行に対処する Microsoft Windows PDF ライブラリ用のセキュリティ更新プログラム (3138938)
  • MS16-013→リモートでのコード実行に対処する Windows Journal 用のセキュリティ更新プログラム (3134811)
  • MS16-015→リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3134226)
  • MS16-022→Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム (3135782)

対策としては、 Microsoft Updateもしくは Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用する必要がある。