2月28日(日)に開催される『第5回ytv漫才新人賞決定戦』の本戦出場者6組が9日、大阪・読売テレビで会見を行った。

前列左から、ミキ、尼神インター、コマンダンテ、後列左から、吉田たち、アイロンヘッド、ヘンダーソン

関西を拠点に活躍する芸歴10年以内の若手芸人が年間3回の予選ラウンドを戦い、各ラウンドの上位2組、計6組が本戦へと駒を進める同大会。今回は、尼神インター、吉田たち、ミキ、コマンダンテ、アイロンヘッド、ヘンダーソン(以上、本戦ネタ披露順)が出場を決めた。

唯一の女性コンビである尼神インターは、誠子がトレードマークだったロングヘアからショートボブに変身して登場。その理由を「失恋でバッサリいきました!」と明かし、かねてから熱烈なラブコールを送っていた片思いの相手・プリマ旦那の河野が、先ごろ入籍を発表したことを嘆いた。「私にとっては大切な人だったんで、これは髪を切るしかないなって…」と傷心の思いを切々と訴えたが、「本田翼さんと同じ髪型にしました!」とアピールするなど新しいヘアスタイルにご満悦のよう。そんな誠子のイメチェンの感想を聞かれた相方の渚は「ブスやん!」と一蹴して爆笑をさらった。

優勝賞金は100万円。その使いみちについて、アイロンヘッドの毛利は「でっかいパフェを食べたい」と見上げるほどの巨大パフェを身振り手振りで表現してみせるボケで笑わせていたが、4月から東京進出が決定していることについて記者にたずねられると「(賞金は)リアルに東京への引っ越し代にしたい」と本音をポロリ。一方、弟のこうへいが「生活費にパーッと使いたい」と現実的な賞金活用を明かした双子コンビの吉田たちは、同じ兄弟漫才師のミキに対抗意識をむき出しに。ネタ順がミキより前とあり、兄のゆうへいは「兄、弟、家族を絡めたネタを全部先にやります」と非情なライバル潰しを宣言していた。

なお、本戦の模様は28日(日)『漫才Loversスペシャル 第5回ytv新人賞決定戦』(読売テレビ 15:00~)で生放送される。