古巣レアルに注意喚起するカペッロ氏「ローマは危険なチームになった」

  [2016/02/09]

2006-07シーズンにレアルで指揮したカペッロ氏 [写真]=Real Madrid via Getty Images

 いよいよ再開まで1週間となったチャンピオンズリーグ(CL)、決勝トーナメント1回戦でローマと対戦するレアル・マドリードに対し、両チームを指揮官としてリーグ王者に導いた経験を持つファビオ・カペッロ氏が注意を喚起した。

 過去2シーズンはいずれもセリエAで2位に入ったものの、今シーズンは現在5位に沈んでいるローマ。だが、ここに来て3連勝を達成するなど、先月14日にリュディ・ガルシア前監督からルチアーノ・スパレッティ新監督へと指揮官を交代した効果が出始めている。

 スペインの通信社『Europa Press』とのインタビューに応じたカペッロ氏は、「レアル・マドリードが優位なことに変わりはない。しかし、1カ月前は間違いなかったが、今はそこまで落ち着いてはいられないだろう」と述べ、スパレッティ新監督により蘇ったローマを侮るべきではないとの見解を示した。

「ローマは危険なチームになった。簡単な試合になるなどとは考えてはならない。とりわけスパレッティ監督の采配には注意すべきだ。彼はチームに新たなシステムを導入し、ここに来て3連勝を収めている。選手たちは監督を信頼し、自分たちにも自信を持っている。チームは以前よりも格段に組織化され、前線からの厳しいプレシングによりボールをいち早く奪取できるようになった。それゆえ、これまでとは完全に異なるチームと考えて試合に臨む必要がある」

 レアル・マドリードは一方、リーガ・エスパニョーラでは1試合消化が少ない首位バルセロナから4ポイント差の3位に甘んじている。だが、これまで同チームを率いた2度ともリーガ制覇を達成しているカペッロ監督は、残り11試合で9ポイント差を挽回して逆転優勝したかつての経験からタイトルレースがもつれる可能性に言及した。

「バルセロナはまだ多くの試合を残している。そして、簡単に見える試合ほど困難を極めるものだ。選手たちがリラックスしてしまうことによってね。いずれにしても、レアル・マドリードは常に死ぬ気で戦いに臨まなければならない。全ての試合を決勝のように戦ったうえで、ライバルの結果を待つという姿勢が求められる」


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