Qrioは2月4日、昨年8月に発売した「Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)」の法人向けAPIとSDKの利用申し込み受付を開始した。

Qrio Smart Lockは、スマートフォンで鍵の開閉が可能になるアタッチメントデバイスで、直接「鍵」を受け渡しすることなくドアの開閉が可能になる。合鍵の作成や鍵の受け渡しが不要となるため、ビジネス利活用の要望が多く、付加価値向上やコスト削減に繋がるとしている。

Qrio Smart Lock

SDKは、企業の公式アプリなどに組み込むことで開閉操作が可能となる。APIは、企業サーバーと連携して利用履歴を閲覧したり、キーのシェアやステータス確認が可能となる。3月より利用可能となるが、申し込み順にサンプルや使用の開示を行うという。同サービスの提供先は法人のみに限られる。

SDK、APIのシステム構成図