3月26日より広島先行公開、4月9日より全国公開される映画『モヒカン故郷に帰る』のヒット祈願イベントが8日、都内で行われ、松田龍平、前田敦子、柄本明、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督が出席した。

映画『モヒカン故郷に帰る』のヒット祈願イベントに出席した前田敦子

2009年公開の映画『南極料理人』、2013年公開の映画『横道世之介』を手掛けた沖田修一監督が自らオリジナル脚本を担当した本作は、瀬戸内海に浮かぶ四島を舞台にした現代版ホームドラマ。モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉(松田龍平)を主人公に、恋人の由佳(前田敦子)を連れて結婚報告のために故郷の広島に帰りドタバタ劇を繰り広げる。

主演の松田は「永吉はモヒカンで革ジャン、そしてデスメタルをやっている役。形から入るというか、そこから気持ちを持っていったので、助けられました」と役作りに不安はなかったと振り返るも、「吹奏楽部の子たちとのシーンがあって、僕が教室から出る度に『怖え~』という声がありました。多分僕がモヒカンだったので、島の子たちには刺激が強かったのかな。本当に嫌がっていて、その気持ちがひしひしと伝わってきて心が痛かったです(笑)」と苦笑い。その松田扮する永吉の妻となる由佳役の前田は「撮影が始まってから2人のシーンで始まったんですけど、その時に松田さんが『カップルじゃなくて夫婦なんだから仲良くしよう』と言ってくださりました。私は人見知りなんですが、あの一言がすごく大きかったです」と松田に感謝の言葉。当の松田は「全然覚えてないんだな~」ととぼけるも「僕としては前田さんは初めて会った気がしないというか、すごくやりやすかったです」と賞賛していた。

永吉を軸に家族の姿を描いた本作。父親と息子の関係もテーマにしているが、父親役の柄本は「昔、お父様の優作さんと同じ劇団にいたことがあって。今回は大変感慨深いものがありました。僕は結構自分の映画は見ないんですが、これは見なければいけませんね」と感無量の様子だった。映画『モヒカン故郷に帰る』は、3月26日より広島先行公開、4月9日より全国拡大公開。