PiTaPa記憶イラストリレー広報事務局は、1月11日より関西主要駅で順次公開していた、10人の著名クリエイターが1分で記憶した広告イラストを"伝言ゲーム"式に描いて再現する「PiTaPa記憶イラストリレー」に関して、本日2月8日、全10作品が出そろったと発表した。実施期間は2月28日まで。

この試みは、関西の交通系ICカード「PiTaPa」のサービス内容の理解促進を目的に、しりあがり寿氏、寺田克也氏、森田まさのり氏ら作家陣が、広告イラストを伝言ゲームのようにして描きつないでいく"イラストリレー"を、駅貼りポスタージャックにて展開するもの。

ルールは、「1分間」という制限時間内に前の作家のイラストを覚えて、あやふやな記憶でそれを再現していくというものだ。10名の作家がリレー形式で"記憶"だけを頼りに描きつなぐことで、最初はまともな広告イラストだったものが、次第に崩壊していく過程が見てとれる。例えば、PiTaPa の公式シンボルキャラクター「ぴたまる」は途中で忍者やクマ、ロボットなどに姿を変えたり、舞台も駅の改札がいつの間にかライブ会場やお菓子パーティーなどへと替わったりと、各作家の苦悩を想像しながら楽しめる。

参加クリエイターは、JUNBOw氏(デザイナー・イラストレーター・立体クリエイター)、山根慶丈氏(イラストレーター)、せきやゆりえ氏(イラストレーター)、藤井亮氏(アートディレクター)、スージー甘金氏(マンガ イラストレーター・コミック画家)、フカヒレ氏(イラストレーター)、森田まさのり氏(漫画家)、しりあがり寿氏(イラストレーター・漫画家)、寺田克也氏(イラストレーター)、100%ORANGE氏(イラストレーター)の10名(リレー順)。

また、掲出場所は、大阪市営地下鉄各駅、北大阪急行ハーフジャック / 阪急電鉄 梅田駅 / 阪神電鉄 梅田駅 / 近畿日本鉄道 大阪難波駅 / 南海電気鉄道 なんば駅 / 京阪電気鉄道 各駅 / 京都市営地下鉄 各駅 / 神戸市営地下鉄 各駅。

なお、本日より公式Webサイトでは、メイキングムービーが公開されている。