マネーフォワードは2月4日、「2016年に確定申告に関する調査」の結果を発表した。対象は2016年に確定申告をする人1,042名。期間は1月26~29日。

確定申告の理由、女性は「事業所得」・男性は「医療費」

「2015年度の確定申告を行う理由」を男女別に聞いた。男性の1位は「10万円以上の医療費があった」(34%)。次いで2位は「自営業・個人事業主の事業所得があった」(31%)、3位は「ふるさと納税を行った」(28%)となった。

女性では、1位は「自営業・個人事業主の事業所得があった」(40%)。以降、2位は「10万円以上の医療費があった」(26%)、3位は「副業など2カ所以上からの給与所得があった」(25%)と続いた。

「2015年度の確定申告を行う理由」

「確定申告は難しいと思うか」を聞いたところ、全体では48%が「いいえ」、46%が「はい」と回答した。男女別にみると、男性の44%、女性では56%が「はい」と回答した。

「はい」と回答した人に対して、「確定申告について最も難しいと感じる点」を質問したところ、最多は「申告書の記入・作成」(218票)だった。次いで「領収書や請求書の保管」(203票)、「使ったお金を経費に含めるかどうかの判断」(167票)が上位にあがった。

「(「はい」と回答した人)確定申告について最も難しいと感じる点」

さらに「確定申告をする上で最もわずらわしい点」を聞くと、1位は「申告書の作成」(517票)。以降2位は「領収書や請求書の保管」(482票)、3位は「交通費以外の経費の入力作業」(196票)という結果となった。

「確定申告について難しいと感じるか」