【インバウンドプロモーションシリーズ】 インバウンド最重要国の一つ!「台湾」からの訪日観光客の実態を知る最新調査データ

 

2015年は約367万人が来日。親日国でリピーターも多く、通年で国民の「6人に1人」が訪日するとされる「台湾」。日本のインバウンド(観光)にとって、最も重要な国の一つとなっています。その台湾からの旅行者が「今」日本に求めているものは何なのでしょうか?最新の調査結果をお伝えします!

ますます増え続ける台湾からの訪日観光客

調査結果に行く前に、まずは台湾からの訪日観光客の概要を見てみましょう。

台湾からの訪日観光客数:過去5年で3倍に

2010年には年間約127万人だった訪日観光客数が、2015年には約367万人となっており、約3倍に増えていることが分かります。2014年の280万人と比較しても、伸び率は30%と着実な成長をしており、2016年にかけてもさらにこの傾向は続くと考えられます。

この背景の一つには、2011年の台日政府間における航空協定(オープンスカイ)を皮切りに、近年ではLCCも含め台湾/日本を就航する便が増えていることが挙げられます。また、台湾/日本間は、東京(羽田&成田)、大阪、名古屋、福岡、札幌などの主要都市だけでなく、沖縄、宮崎、高松、富山等、様々な地方都市との直行/定期便があるのも特徴です。観光客にとって、主要都市だけでない、様々な地方都市へのアクセスが充実していることも、台湾人にとって日本が観光地として魅力に映るポイントと言えるでしょう。

LCCを使えば、台北/日本間は片道数千円から。さらに、台湾人個人旅行者向けの「飛行機とホテルの格安パッケージツアー」も充実しているそうで、台湾と日本の距離はますます近くなっています。

年間を通じて安定的に来日。4月~7月、10月に増える傾向。

月別に見てみると、台湾からは年間を通して安定的に観光客が来日していることが分かります。その中でも、4月~7月、10月に増える傾向にあるようです。

台湾では今後旅行したい国として「日本」が断トツトップ!

こちらは、アジア各国で、「今後旅行したい国」についての調査結果です。台湾の国民から、日本は「旅行したい国」として断トツのトップに挙げられていることが分かります。

リピーターが約8割も

また、台湾からの訪日客にはリピーターが多いことも特徴です。平成27年度消費者庁による消費動向調査によれば、台湾からの訪日客数のうち1回目はわずか21.3%にとどまり、残り78.7%はリピーターが占めています。中でも、訪日が4回目以上のリピーターが全体の48.7%と約半数にも上り、日本への強い愛着を持った観光客が多いことにも要注目です。

「日本旅行に関する最新調査データ」

この度アライドアーキテクツでは、提供するサービス「モニプラGlobal」を通じて、2015年12月8日~27日にかけて、台湾のインターネットユーザーに対して「日本旅行に関する調査」を実施、約1,900名からの回答を集めました。台湾人が日本で買いたいものとは?行きたい場所は?旅行において重要視することとは?気になる最新情報をぜひチェックください!

<調査概要>
「日本旅行に関する意向調査」

・調査方法:アライドアーキテクツとDopamin Digital Marketing社(台北市)が、インバウンド集客プロモーション支援サービス「モニプラGlobal」を通じて実施。
・調査対象:台湾のFacebookユーザー1,899名
・調査期間:2015年12月8日~27日

訪日経験者も未経験者も、ほぼ100%に「再訪意向」「訪日意向」あり

今回の調査では、回答者全体の約75%に既に訪日経験があるとの結果が出ました。その中でもほぼ全員に「再訪意向」があるという点に要注目です。未経験者でも、「行ってみたい」がほぼ100%を占め、全体的に訪日への意向が非常に高いことが伺えます。

年代別に見てみると、35-39歳の訪日経験が82%と一番高い結果となりました。一番低いのは20歳以下の50%ですが、それでも半数に訪日経験があることが分かります。

リピーター多! 35-39歳では、4-5回以上訪日経験ありの人が全体の「5割」も

日本に訪れた回数では、訪日経験があると回答した人の75%が「2回以上」と回答しており、多くの人が「リピーター化」していることが分かります。年齢が上がるほどその傾向は高まり、30代後半~50代にかけてはいずれも「10回以上」訪れた人の割合が1割を超え、高い頻度で再訪していることが分かりました。

日本での滞在日数は「5日以上」が最多

訪日経験があると回答した人のうち、滞在日数の割合が最も多かったのは「5日間」(54%)、次いで「6日間以上」(37%)となり、全体の9割以上が5日以上にわたり滞在していました。短期間でも気軽に行けることがアジア圏内における旅行の魅力のひとつですが、台湾からの訪日旅行者は、ある程度まとまった日数で日本に滞在していることが分かります。

日本旅行中の「買い物」では3割が「10万円以上」と回答

旅行中のショッピングでの消費額は20代後半~50代後半で「5万円~10万円」が最も多くの割合を占め、この金額が消費のボリュームゾーンであることが分かります。消費金額は年齢が上がるにつれて拡大傾向にあり、60歳以上では「20万円以上」と回答した人も3割近くにのぼっています。

旅行先断トツ人気は「北海道」!その他地方都市も含め好みは様々

日本旅行として訪れたい先として断トツの人気は「北海道」で、約7割の人が「行きたい」と回答しました。その他、東京、京都、大阪、沖縄に加え、神戸や青森などの特定の地域でも一定の人にニーズがあることが分かります。

今後、より日本の様々な地方都市への就航便が増えていくと、さらに「地方訪問」の需要は高まってくると言えるでしょう。

日本旅行でしたいことは「温泉」「ショッピング」「風景」

日本旅行でやりたいこと・興味があるものは「温泉」(66%)がトップ、次いで「ショッピング」(58%)と「日本の風景」(58%)、「テーマパーク」(45%)と続きます。近年、訪日外国人の「爆買い」が話題となっていますが、それだけにとどまらず、「温泉」「風景」など日本ならではの「体験」を目的とした旅行者も高い割合を占めています。

「買い物場所」として選ばれるのは、アクセス:良、お店としての魅力:高、評判:高

旅行中の買い物で最重視するポイントについては、駅やホテル、観光地からの「近さ」を最も重要視すると回答した人が全体の26%を占めており、“アクセスの利便性”が優先されていることが分かります。また、「日本限定品が多数揃っている」(12%)や「品揃えが豊富」(11%)、「割引率が高い」(11%)といった具体的な商品の特性・魅力が上位に挙がる中、「友人のお勧め」や「SNSで評判が良い」といった「クチコミ」を最重視する人も16%にのぼります。

一方で、翻訳サービスや台湾へのデリバリーサービスなどは、「それがあるから買い物場所として選ぶ」という理由には、あまりならないようです。

「食品」「化粧品」「医薬品」「お菓子」「衣料品」が人気

日本での買い物として、圧倒的人気だったのは「食品」。次に「化粧品」「医薬品」「お菓子」「衣料品」が続き、小さく持ち運びしやすいものが人気となっています。

近年メディアなどで「爆買い」が大きな話題となっている「家電」は29%にとどまっています。

滞在先やお土産物の決め手は「ブログ」「SNS」「旅行情報サイト」「友人」などのクチコミ

日本での滞在先やお土産を決める際の情報源は、「ブログ」や「SNS」といった“Web上のクチコミ”がいずれも上位となりました。ネットユーザーの多くが、旅行前や旅行中にソーシャルメディアを活用して旅行情報を収集している状況が窺えます。

日本旅行中にあると最も嬉しいのは「Free Wi-Fi」「クーポン」「交通情報」

旅行中にあると嬉しいサービスとして最も多く挙げられたのは「無料のWi-Fi」(18%)、次いで店舗で使用できる割引クーポンとなりました。通訳や翻訳サービスはいずれも1割以下となっていることから、近年の訪日旅行者はスマートフォンなどのインターネットツールを駆使し、言語の壁を越えて訪日旅行を楽しんでいる様子が窺えます。

以上、今回は「台湾ネットユーザーの訪日旅行」に関する最新データをご紹介しました。

日本の観光(インバウンド)最重要国の一つである台湾。消費者のニーズや嗜好をきちんと捉えて、効果的なプロモーションを実施していきましょう!

本稿は、ソーシャルメディアマーケティングラボにて掲載された記事を転載したものです。

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