Jリーグ、村井満氏のチェアマン再任が内定「恐れずにチャレンジを続ける」

 

Jリーグのチェアマン再任が内定した村井満氏 [写真]=Getty Images

 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は3日、臨時理事会を開催し、村井満氏の理事長(チェアマン)再任が内定したと発表した。3月9日に開催される2016年度第1回社員総会で正式決定される。

 村井氏は、プロ選手やクラブ運営の経験はなく、株式会社日本リクルートセンター(現株式会社リクルートホールディングス)執行役員や株式会社リクルートエイブリック(現株式会社リクルートキャリア)代表取締役社長などの経歴を持ち、2008年からJリーグ理事を務め、2014年に理事長へ就任していた。

 再任が内定した同氏は以下のようにコメントしている。

「この度、役員候補者選考委員会の指名および理事会の決議を経まして、2期目のJリーグチェアマンの任を仰せつかりました。大変光栄であるとともに、改めて身の引き締まる思いです」

「2014年からの2年間、国内外で大変多くの方々とお会いしましたが、みなさまからのご助言をもとに『魅力的なフットボール』『スタジアム整備』『デジタル技術の活用』『国際戦略』『経営人材の育成』という5つの分野に重要戦略を設定し、取り組んでまいりました。これからもこの5つの重要戦略を継続していく覚悟ですが、その前提となるものは、『リーグおよびクラブ財政基盤強化』と『育成環境の整備』の2つです」

「まずは、日本のプロスポーツ界を代表する組織の一つとして、『社会的価値の向上』を通じて、より一層の経営基盤の強化を図ってまいりたいと考えております。また過日、U-23日本代表がリオデジャネイロオリンピック出場をかけたアジア最終予選を優勝で飾りその出場権を獲得しましたが、こうした若年層の選手が続々と世界の大舞台で活躍することがJリーグの継続的な成長に欠かせません。『育成』が我々サッカー界の未来の発展に繋がることは明白であり、このサイクルを永続的に回していかなければなりません」

「これらはいずれも従前からその重要性は認識されていたテーマですが、Jリーグの中長期的成長のために継続的に投資していかねばならない分野です。2016年は『5つの重要戦略と2つの前提」をベースに、様々な施策に取り組んでまいりたいと思います』

「Jリーグは『開かれた公共財』です。多くの方々と様々な議論を重ねながら改善と改革を繰り返すことこそがJリーグという社会的財産を磨いていくことになります。私は日ごろJリーグの職員に対し、『サッカーはミスがつきもののスポーツだ。選手やクラブはミスを恐れずスタジアムで戦っている。だから我々も仕事でのミスを恐れず取り組もう。もしミスをしたら、それを検証し再び挑んでいこう』と繰り返し言っています。私どもJリーグは、『Open』かつ『Fair』に議論をし、恐れずにチャレンジを続けてまいります」

「これまで2年間のご支援に深く感謝申し上げます。そしてこれからの新たな2年間、さらに多くのみなさまとともに前進してまいります。何卒宜しくお願い申し上げます」


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