多重の二面性と炎の中の市川染五郎ら捉える『阿弖流為』ビジュアル公開!

 

歌舞伎役者の市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助が主演を務めるシネマ歌舞伎 『歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉』(6月25日公開)の宣材ビジュアルが3日、公開された。

シネマ歌舞伎 『歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉』宣材ビジュアル

本作は、2015年7月に東京・新橋演舞場で上演。もとは2002年、染五郎が劇団☆新感線とタッグを組み、神話や史実をモチーフとした時代劇シリーズ・いのうえ歌舞伎『アテルイ』として公演した。それから13年の時を経て、再び染五郎が歌舞伎化したものが新橋演舞場での公演で、映画では演劇の可能性を広げた、新たな歌舞伎誕生の瞬間をも捉える。阿弖流為役を染五郎が、阿弖流為に奇妙な友情を感じながらも蝦夷征伐へと向かう坂上田村麻呂役を勘九郎が、阿弖流為を導く謎の女・立烏帽子役を七之助がそれぞれ演じる。

宣材ビジュアルは、そんな3人が、強烈なオーラのような色とりどりの灼熱の炎に包まれているデザイン。タイトルの右上に書かれている「この男、義か悪か」とのコピーは、朝廷にとっては思い通りにならない恐怖の存在ながら、蝦夷の民にとっては自分たちの生き方を守るために戦う英雄としての阿弖流為の二面性を表しているという。

ここでの二面性はそれだけではない。一方の立場で正当化された目的は、もう一方の立場になれば逆転し得るという争いの持つ本質をも表現。さらに、怒りを表す隈取(歌舞伎独自の化粧法)が施された阿弖流為の顔は、敵を脅す鬼のようにも、信念に燃える烈士のようにも読み取れ、コピーとも相まって複雑な立場や感情が交錯する物語の世界観を感じさせる。この宣材ビジュアルを用いたチラシは6日以降、上映劇場と歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座で掲出される。

さらに、特別鑑賞券4種の詳細も決定。メインビジュアルを使用した3人版と、各キャラクター単独のデザインとなる阿弖流為版、田村麻呂版、立烏帽子版が用意されており、13日より販売がスタートする(発売される場所は、チラシが掲出される場と同じ)。

特別鑑賞券ビジュアル

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