パナソニック、従来比約10倍の明るさを再現できるシャッター技術を開発

 

パナソニックは2月3日、有機薄膜を使用したCMOSセンサーにおいて、従来に比べ約10倍の明るさを再現できるグローバルシャッター技術を開発したと発表した。

従来の裏面照射型CMOSイメージセンサー(左)と有機CMOSイメージセンサー(右)の構成図

従来のグローバルシャッター機能搭載センサーに使われていたシリコンフォトダイオードを、より光を吸収する有機薄膜に変更することで、入射光線範囲を30~40度から60度に拡大。広い範囲から光を集め、より多くの色情報を得ることで、さらに忠実な色再現が可能になった。また、回路部上の全面に有機薄膜を形成。センサー面上の光すべてを有機薄膜で受けることで、従来比1.2倍の感度を実現している。

独自の「光電変換制御シャッタ技術」を採用しており、有機薄膜にかかる電圧を調整することで、飽和信号量の減少を抑制する(光信号が飽和信号量を超えると画像は白くとぶ。つまり、飽和信号量が大きいと白とびしにくい)。さらに、「高飽和画素技術」により、従来のグローバルシャッター機能搭載センサーから飽和信号を約10倍に拡大。明暗差の大きいシーンにおいて、シャッター歪みのない画像取得を実現するほか、フラッシュバンドやLEDフリッカを低減する。

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