実写ドラマ版「天才バカボン」制作発表の様子。

赤塚不二夫「天才バカボン」を原作とした実写ドラマが、日本テレビ系にて3月に放送されることが決定。バカボンのパパ役をくりぃむしちゅーの上田晋也が、バカボンをおかずクラブのオカリナが演じる。

実写ドラマ版「天才バカボン」では2016年を舞台に、原作の世界観や昭和のよき雰囲気を残しながらストーリーが展開される。バカボンのママ役は松下奈緒、ハジメちゃん役は子役・早坂ひらら、レレレのおじさん役は小日向文世、おまわりさん役は高嶋政伸が演じることも明らかになった。

去る2月2日には東京・東京タワーにてドラマの制作発表が行われ、上田、オカリナ、松下、早坂が登壇。節分の日にちなんだ寸劇を披露したり、東京タワーに訪れていた一般客に豆を撒くなどして会場を盛り上げた。

松下は今作の実写化について「正直『本当にできるのかな』と私も思っていたんですが、大変よくできました!」とドラマの出来栄えに太鼓判を押す。オカリナは「私、31歳の女なんですよ。それで少年の役をやるっていうのが……(笑)」とキャスティングに戸惑いを隠せないでいると、上田から「オカリナと松下さんって同い年なんですよ」と明かされ、会場からは驚きの声が上がっていた。

上田はドラマについて「僕の演技は2点なんですけど、ほかの人たちが100点満点以上なので素晴らしい作品になったと思います」とアピール。自身の衣装については「ほぼ普段着に近い。ユニフォームみたいなもんですよ」と笑顔を見せた。

またオカリナは「天才バカボン」の魅力について「一生懸命に生きてる人って、他人を元気づけたり喜ばせたりすることができるじゃないですか。『バカボン』に出てくる人ってみんな一生懸命なんですよ。それが皆さんに長く読まれている秘訣なのかなと感じました」と考えを述べていた。