JR東日本は2日、スマートフォン向けアプリ「JR東日本アプリ」の列車位置情報サービスの拡大について発表した。新たに5路線で情報提供を開始するほか、英語版アプリでも列車位置情報を提供。「Apple Watch」用アプリもリリースされる。

「JR東日本アプリ」に「Apple Watch」用アプリも登場(画像はJR東日本提供)。画面イメージは開発中のため、実際と異なる場合があるとのこと

「JR東日本アプリ」は2014年3月にサービス開始し、現在はダウンロード数150万件を突破。列車位置情報はとくに利用の多いコンテンツで、提供路線も拡大されている。3月26日から現行の12路線に加え、横須賀線・総武快速線(久里浜~千葉間)、南武線(川崎~立川間)、横浜線、上野東京ラインの5路線も対象線区に。列車の在線位置・遅れ時分(1分単位で表示)・行先・列車種別・編成両数といった情報を提供する。

列車位置情報は「JR東日本アプリ」(対応OSはios7.0以上、Android4.2以上)を開き、「列車に乗る」に続いて「列車位置情報(首都圏)」をタップすることで利用可能。海外からの利用者に向けた英語版アプリ「JR-EAST Train Info」でも、今回初めて列車位置情報が提供されることになり、「JR-EAST Train Info」を開き、「Train」から「Train Location」をタップすることで利用できるとのこと。

列車位置情報の提供路線は3月26日から計17路線に拡大される(JR東日本提供)

新たにリリースされる「Apple Watch」用アプリは日本語版のみ対応。「Apple Watch」とペアリングしているiPhoneから「JR東日本アプリ」をインストールすることで利用できる。「Apple Watch」用アプリで列車位置情報を提供する路線はスマートフォン用アプリと同じ首都圏の17路線。ただし、行先、列車種別、編成両数は対象外とされ、各路線の列車の在線位置と遅れ時分のみの提供となる。