川崎重工は1日、国内最大のモーターサイクルショーである「大阪モーターサイクルショー」および「東京モーターサイクルショー」に、3月15日より発売を開始するスーパーネイキッドモデル「Zシリーズ」の軽量・コンパクトなモデル「Z250SL」を出展すると発表した。

「Z250SL」

今回出展するZ250SLは、2014年にデビューし、東南アジアを中心に若いユーザーに好評を博しているモデル。スーパーネイキッドモデル「Zシリーズ」のイメージを踏襲したアグレッシブかつグラマラスなスタイリングに、「Ninja250SL」譲りの車体構成により、高回転まで吹け上がるエンジンや俊敏なハンドリングなど、スポーティな性能をそのまま引き継いでいる。

エンジンは、低中速域で力強いトルクを発揮する水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジン(249cc)を搭載し、単気筒エンジンならではのレスポンスの良さで、スロットルを開ける楽しさを提供。また、エンジン各部を軽量化することで、高速回転域での心地良い吹け上がりと優れた出力特性を発揮する。

車体にはトレリスフレームを採用。スリムでコンパクトな設計とすることで、俊敏なハンドリングと取り回しの良さを実現した。フラット形状のワイドハンドルバー採用により、Zシリーズらしいアグレッシブかつアップライトなライディングポジションを可能とする。車両重量は、同クラスの「Z250」と比較して20kg以上も軽量の148kgとした。

カラーは、「キャンディライムグリーン×メタリックスパークブラック」と「キャンディプラズマブルー×メタリックスパークブラック」の2色を展開し、価格は43万7,400円(税込)。

なお、「大阪モーターサイクルショー」は3月19日~21日の期間にインテックス大阪にて開催、「東京モーターサイクルショー」は3月25日~27日の期間に東京ビッグサイトにて開催される。