Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Google Chromeチームは1月26日(米国時間)、「Introducing the Security Panel in DevTools」において、現在ベータ段階にあるChrome 48に新しい開発者向け機能「Security Panel(セキュリティパネル)」を追加したと伝えた。開発者はSecurity Panelを通じてコネクションごとのSSL証明書情報やエラー情報などを確認できる。

WebページやWebアプリケーションの開発はますます複雑さを増しており、Webブラウザの提供する開発者向け機能はその重要度を増している。開発者向けツールの良し悪しはそのまま開発効率につながるため、開発者が選択するWebブラウザの選定基準にこうした開発者向け機能が強い影響力を持っている。

標準化されたAPIの策定を通じてWebブラウザが提供できる機能はネイティブアプリケーションに近づいているが、同時にセキュリティ上の懸念も常に存在する。開発者向け機能でこうしたセキュリティに関する補助機能を提供することは、今後の開発においても重要になっていくと見られる。