米Brocadeは1月26日(現地時間)、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(垂直統合型インフラ)のシームレスな導入を支援することを目的にNutanixとの協業を発表した。

ガートナーのレポートによると、ハイパーコンバージドインフラストラクチャシステムに分類されるコンバージド・インフラストラクチャは、2018年までに全コンバージド・インフラストラクチャの出荷高の35%を占めると予測している。

このような背景を踏まえ、Brocade VCS ファブリック技術を搭載した「Brocade VDXスイッチ」と「Nutanix Xtreme Computing Platform(XCP)」を組み合わせて導入することで、仮想化や仮想デスクトップ、ビッグデータ分析など特定のワークロードに対する顧客要件に対応できる機能を提供するとしている。

すでに、Brocade VDXスイッチはNutanix対応(Nutanix Ready)の認証を取得し、Nutanixシステムとの互換性および相互運用性を実証している。また、両社はチャネル戦略においても協力しており、複数の共通の販売パートナーを持つ。今後、イネーブルメントツールおよびプログラムを継続的に提供し、顧客およびチャネル・パートナーを支援していく方針だ。