ケースレーインスツルメンツ(ケースレー)は1月27日、パワー・テスト/測定ソリューション「2380シリーズ・プログラマブルDC電子負荷」を発表した。

2380シリーズは、200W、250W、750Wの機種を揃え、優れた性能、手頃な価格、汎用性により、DC電源、パワー・エレクトロニクスのコンポーネント/バッテリ、LED照明、バッテリ研究、自動車、代替エネルギーの性能検証、ストレス・テスト、環境試験など、広範囲なアプリケーションに対応している。また、1台でさまざまな動作モードにおいてデバイスをテストすることが可能で、動作モードとしては定電流(CC)、定電圧(CV)、定抵抗(CR)、定電力(CW)があります。0.1mV/0.01mAの電圧/電流リード・バック分解能と0.025%/0.05%の電圧/電流リード・バック確度を実現している。

発表された「2380シリーズDC電子負荷」は、複数の動作モードと最高25kHzのダイナミック負荷サイクル・モードによる多様な自動テスト・モード、優れた電圧/電流分解能、リード・バック確度、複数のインタフェースを備えており、ケースレーは「このDC電子負荷ファミリの開発において、エンジニアは購入しやすい価格で確度と性能を求めていることがわかりました。2380シリーズはDC電子負荷における業界トップクラスのベスト・バリューを持っており、当社のパワーアナライザ、電源、SMU、DMM、オシロスコープと共に、すべてのタイプのパワー変換デバイス・テストにおける総合的でコスト効果に優れたベンチ・テスト・ソリューションとなります」とコメントしている。

発表された製品および価格(税抜)は以下の通り:

  • 2380-500-15型プログラマブルDC電子負荷 500V、15A、200W 24万8千円(税抜)
  • 2380-120-60型プログラマブルDC電子負荷 120V、60A、250W 23万8千円(税抜)
  • 2380-500-30型プログラマブルDC電子負荷 500V、30A、750W 41万7千円(税抜)