ビルコムは1月26日、同社によると国内初というオウンド・メディア熟読率計測ツールである「Content Analyzer」を販売開始した。価格は、初期設定費用が5万円、PV(ページ・ビュー)数に応じた月額利用料が10万円から。

Content Analyzerのサービス概念図

オウンド・メディアの効果測定は従来、PVやUU(ユニーク・ユーザー)など来訪した人数を中心とする量的な指標しか取得できなかったという。また、量的な指標だけでは、記事型コンテンツが実際に読まれているのか、どれだけ深く読まれているのかといったことが分からなかったと同社は指摘する。

新製品は、従来のPVやUUといった量的な指標に加えて、どれだけ熟読されたのかを表す熟読率を計測するという。熟読率は実際にコンテンツを閲覧した注目時間とスクロール動作の双方により算出するとのこと。

熟読率によるコンテンツ改善

熟読率の計測は、Webサイトへの専用タグの設置で計測が可能という。これを基に、データ・ドリブンなクリエイティブ改善が可能としている。

コンテンツ接触者の態度変容効果の測定

さらに、コンテンツ接触者が問い合わせや資料請求、会員登録などの成約に至ったかどうかまでを、一貫して効果測定できるという。