俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化する映画『珍遊記』(2月27日公開)の予告編とメインビジュアルが26日、公開された。

映画『珍遊記』メインビジュアル

原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧、温水洋一らも出演している。

約1分間の予告編の冒頭では、主人公・山田太郎(松山)と共に天竺(てんじく)を目指すことになる僧・玄奘(倉科)が、太郎のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に相談を持ちかけられる場面が映される。しかし、驚いたような表情をした玄奘の口から出てくる言葉は、男性器に関しての問いかけ。それに、ばばあはゆっくりと肯定する。豪雨と落雷によって、シリアスなムードが演出されているが、その実、語り合っているのは男性器についての話題という非常にシュールなシーンが幕開けを飾る。

続いて、太郎、太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)、世界最強の武闘家・中村泰造(温水)、変身前の山田太郎(瀧)、こづれ紳士(板尾創路)、アキバ(今野浩喜)ら本作を彩る特徴的なキャラクターが、RIP SLYMEによるエンディング曲「Drop!」に乗って次々と登場。多くのキャラが披露されると、とある町の出入り口となっている橋を渡ろうとしている太郎が、町の子どもたちに全裸姿であると指摘されるインパクトの強い場面が続く。その後も、太郎は町の中や外で大暴れ。終盤では、「いくぜえぇ!」と気合を入れながら、敵に向かって強烈な放屁(ほうひ)をぶちかます。

ナレーションは、特報映像と同様にTVアニメ『幽☆遊☆白書』(92~95年)の桑原和真役などで知られる声優の千葉繁が担当。中盤で太郎が大暴れしているシーンでは「こんな超頭悪そうな内容を、こんな超オールスターキャストで映画化するのは『珍遊記』だけ!」と高揚気味に宣言している。

同時に公開されたメインビジュアルは、太郎を取り囲むように各キャラクターが配置されたデザイン。上部には、"漫☆画太郎節"を思わせるような「絶対に観ろ! バカヤローッ!!!」の言葉も躍り、不敵な笑みを浮かべる太郎の表情も相まって挑発的な仕上がりとなっている。


(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会