Microsoft、Node.jsにEdge JSエンジン対応コードの取り込みを依頼

Microsoft Edge

Microsoftはこのほど「Submitting a Pull Request to Node.js with ChakraCore|Microsoft Edge Dev Blog」において、先日オープンソースとして公開されたMicrosoft EdgeのJavaScriptエンジンのコア実装「ChakraCore」を利用するためのソースコードをNode.js本体へマージするための要望を投げたことを発表した。レビューを通過すればデフォルトのNode.jsでChakraCoreが利用できるようになる。

Node.jsはサーバサイドの処理をJavaScriptで実装できるようにするためのフレームワークおよび関連ツール。現在はGoogle ChromeのV8 JavaScriptエンジンを実行環境として利用している。今回MicrosoftはV8 JavaScriptエンジンが提供しているものと同じAPIをChakra Shimと呼ばれるレイヤとして実装。このレイヤを通すことでNode.js側の実装に大幅に手を加えることなく、ChakraCoreをサポートすることに成功している。

ChakraCoreはベースラインの性能はデフォルトのNode.jsに追いついていないものの、昨年に計画を発表した当時よりも性能は改善しており、今後もさらなる改善が見込まれている。また、すでにTypeScriptコンパイル性能といった実アプリの動作に近い性能は既存のNode.jsの性能を超えており、今後の展開が期待できる。

MicrosoftはChakraCoreをLinuxなどで動作するようにクロスプラットフォーム化を進めるとしており、今後はLinuxサーバでNode.js + ChakraCoreといった組み合わせで動作させることも可能になると見られる。

Microsoftは人気の高い開発環境Visual Stdioを開発しており、Visual StudioでNode.jsを使った開発などが可能になることで、従来よりも広い範囲をカバーする開発環境として魅力を高めていくことが予想される。



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