和歌山電鐵、4/1運賃改定へ - 初乗り190円、その他の区間も20~30円値上げ

 

和歌山電鐵は国土交通省近畿運輸局長に貴志川線鉄道旅客運賃の変更認可申請を行ったと発表した。改定率は平均14.2%で、認可されれば4月1日から改定運賃となる予定だ。

和歌山電鐵「たま電車」

普通旅客運賃の改定率は8.7%で、初乗り運賃は現行の170円から190円に値上げ。初乗りを超える3km以上の区間についても、現行より20~30円値上がりする。定期運賃は割引率がこれまでより低くなり、通勤定期で40.0%(現行47.0%)、通学定期で64.0%(現行67.5%)となる。一例として、3kmまでの大人通勤定期は現行の5,760円から6,840円に、同じく3kmまでの大人通学定期は現行の3,290円から4,110円へと値上げされる。

同社は値上げの背景について、行政と市民団体の協力、魅力ある電車や「たま駅長」の働きなどで以前に比べて大幅に収支は改善したものの、近年でも年間約6~8,000万円の赤字が生じていると説明する。

鉄道設備の整備については自治体の支援が得られるものの、「経営努力と自治体の支援だけでは赤字運営からの脱却は非常に困難である」ことから、路線の維持存続のため、「お客様には他社の運賃水準も参考に、最低限のご負担をお願いせざるを得ない」とした。運賃改定により、改定後3年間の平均で年間あたり約4,800万円の増収が見込めるという。

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