ミラン、2度のリード守りきれずエンポリとドロー…本田は終盤までプレー

 

頭部を負傷し、後半終了間際に交代した本田圭佑 [写真]=Getty Images

 セリエA第21節が23日に行われ、エンポリと日本代表MF本田圭佑が所属するミランが対戦した。

 マウリツィオ・サッリ監督をナポリに引き抜かれて今シーズンを迎えたエンポリだが、現在8位と好調。今節勝利すればサッスオーロとミランをかわして6位に浮上する。敵地に乗り込むミランは、前節フィオレンティーナとの上位対決で2-0と快勝。同試合と同じメンバーがスタメンに名を連ね、本田は5試合連続の先発出場となった。

 試合は早い時間に動く。8分、左サイドのハーフウェイライン付近でボールを持ったルカ・アントネッリがDFラインの裏にロングボールを供給。このパスでGKと1対1となったカルロス・バッカが落ち着いてゴール左隅に決めて、ミランが先制に成功した。

 エンポリは29分、左サイドからのFKにエリア内中央のマッシモ・マッカローネが頭で合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールに。それでも直後の32分に同点ゴールを奪う。中央をドリブルで持ち上がったリッカルド・サポラーナがDFを1人かわしてエリア内右にスルーパス。これを受けたビオトル・ジエリンスキがGKジャンルイジ・ドンナルンマの股下を抜くシュートを決めた。

 追いつかれたミランは38分、ゴール前やや左寄りの好位置でFKを獲得。ジャコモ・ボナヴェントゥーラが右足で直接狙ったが、シュートは枠の上に外れてしまった。前半はこのまま1-1で折り返す。

 ハーフタイムにアレックスを下げてクリスティアン・サパタを投入したミランは後半開始早々に勝ち越し点を奪う。48分、敵陣に押し込むと相手DFがクリアしたボールがエリア手前にいたエムバイェ・ニアンの顔面を直撃し、ボールはエリア内左へ。これに反応したボナベントゥーラが左足で流し込んだ。

 ところがミランはこのリードを守り切ることができない。61分、エリア内左で浮き球を胸トラップしたマヌエル・プッチャレッリが右足で狙うと、低い弾道のシュートをGKドンナルンマが横っ飛びで弾いたが、こぼれたところをマッカローネが押し込み、試合は再び振り出しに戻る。

 3点目を目指すミランは67分、ニアンに代えてマリオ・バロテッリを投入した。すると80分、エリア手前で得たFKをバロテッリが右足で直接狙ったが、シュートはGKの正面に飛び、がっちりとキャッチされてしまった。対するエンポリも84分、ゴール正面やや遠い位置からのFKをジエリンスキが右足で狙ったが、ここは壁に阻まれてしまう。

 ミランは86分、相手との接触プレーで頭部を負傷していた本田を下げてケヴィン・プリンス・ボアテングをピッチに送ったが、その後はチャンスを作ることができず、結局2-2のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

 次節、エンポリは31日に敵地でナポリと対戦。ミランは26日にコッパ・イタリア準決勝ファーストレグでアレッサンドリア(3部)とのアウェーゲームを戦い、31日に日本代表DF長友佑都が所属するインテルとの“ミラノ・ダービー”に臨む。

【スコア】
エンポリ 2-2 ミラン

【得点者】
0-1 8分 カルロス・バッカ(ミラン)
1-1 29分 ビオトル・ジエリンスキ(エンポリ)
1-2 47分 ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(ミラン)
2-2 61分 マッシモ・マッカローネ(エンポリ)


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