Ruby on Rails

Ruby on Rails.orgは1月19日(現地時間)、「Riding Rails: New Rails identity」において、Rails 5のリリースへ向けた段階にある今、新しいロゴの採用、新しいサイトデザインへの変更、いくつもの新しいイラストの追加など、10年ぶりにRailsのアイデンティティを刷新する時だと発表した。

今回、デザインなどの刷新に加え、Ruby on Railsの原理原則をまとめた「The Rails Doctrine」の作成が進められている点が注目される。Ruby on Railsといったフレームワークやツールはその機能性を理解することと並んで、どのような考え方が背景にあり、どのように問題をとらえて向き合っていくのかなどを知ることが開発において強みとして生きやすい。「The Rails Doctrine」にはその原理原則が完結にまとまっており参考になる。

Ruby on RailsはWebサイトやWebアプリケーションを高速に開発するためのフレームワークであるツールとして登場し、プログラミング言語「Ruby」の注目度を引き上げる要因の1つにもなった。Ruby on Railsはその後も発展を続け、WebサイトやWebアプリケーション開発の一翼を担っている。