いくつ知ってる? プロ野球・時代を彩ったトリオたちにクローズアップ!

 


      週刊野球太郎
    



 松田宣浩:35本、柳田悠岐:34本、李大浩:31本。昨季、ソフトバンクからホームラン30発トリオが誕生した。チームとしては11年ぶり、プロ野球としては5年ぶりの快挙だった。

 1人で30本打つだけでも凄いこの時代に、同一チームで一度に3人が達成するのはまさに神業。過去には本塁打だけでなく、こんな偉業を達成したトリオがいたことをご存じだろうか。


◎真弓阪神の得点源

 2010年、真弓明信監督時代の阪神からは、鳥谷敬:104打点、新井貴浩:112打点、グレイグ・ブラゼル:117打点という100打点トリオが生まれた。

 これは昨季まで阪神に在籍していたマット・マートンと、平野恵一の1・2番コンビが揃って打率3割5分と打ちまくり、それをクリーンナップがしっかりと還すという、お互いの仕事を全うした結果だ。

 ちなみに阪神からは、1985年にバース、掛布雅之、岡田彰布という100打点トリオが生まれている。しかし2010年のトリオは、当時の半分くらいのホームランで100打点に達したのが特筆すべき部分だ。

 またマートンと城島健司が、ともにあと9打点を稼いでいれば、100打点クインテットが誕生していた。非常に惜しい。


◎大洋が誇るスーパーカーたち

 盗塁の代名詞と言えば阪急の福本豊。しかし、チームぐるみでの盗塁というと、1985年の大洋(現DeNA)が生み出した「スーパーカートリオ」が挙がる。

 高木豊:42盗塁、加藤博一:48盗塁、屋鋪要:58盗塁で、合計148盗塁。「1チームから2人がそれぞれ40盗塁」は、それこそ阪急が日常茶飯事のように決めていたが、「1チーム3人でそれぞれ40盗塁」は、後にも先にもこの時の大洋だけ。

 ただし、意外にもこの年の盗塁王は、広島の高橋慶彦が獲得している。


◎プロ野球に革命を起こした継投策

 継投のトリオとして挙がるのは、2007年の阪神が擁した「JFK」。

 ジェフ・ウィリアムス:42ホールド、久保田智之:46ホールド、藤川球児:46セーブと、3人が40個以上のホールドとセーブを達成。まさに鉄壁、いや完璧な勝利の方程式を確立した。実働は2005年から2008年の4年間だったが、プロ野球界に与えた影響は計り知れない。

 ちなみにJFK以降、ロッテの薮田安彦、藤田宗一、小林雅英のそれぞれの頭文字をとった「YFK」を筆頭に、勝ち継投には、その投手の頭文字を合わせることも主流になった。


 実は昨年もさまざまなトリオが誕生していた。日本ハムの大谷翔平(15勝)、吉川光夫(11勝)、ルイス・メンドーサ(10勝)の「2ケタ勝利トリオ」は、前田健太(15勝)、クリス・ジョンソン(14勝)、黒田博樹(11勝)を擁した広島でも誕生。

 変わり種としては、ヤクルトから山田哲人(本塁打王)、川端慎吾(首位打者)、畠山和洋(打点王)の「主要打撃タイトル獲得トリオ」も飛び出した。これはめったにお目にかかれるものではないので、記録だけでなくファンの記憶にも残り続けるだろう。

 今年のプロ野球ではどんなトリオが生まれるのか、そう思うと開幕が待ち遠しい。


文=森田真悟(もりた・しんご)


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