Q.夫・妻にイラッとしたことはありますか?

何度注意しても脱いだ服をそのまま放置する夫。家事も一切手伝おうとしないし、休日はソファで1日テレビを見ているだけ。ああもう、だらしがなくて本当にイライラする!! 今回は、マイナビニュース会員のうち既婚の男女300名に「夫・妻にイラッとしたことはありますか?」と質問してみた。

Q.夫・妻にイラッとしたことはありますか?

はい(男性)39.3%/(女性)54.0%
いいえ(男性)60.7%/(女性)46.0%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか? どんなところにイラッとしましたか?

女性の回答

■家事、育児を手伝ってくれない
・「掃除機をかけてくれないこと」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
・「家事や子どものことを分からないからやらないところ、分からなかったら聞いてと言っても聞かない」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「土日でも家でごろごろしてばかりで家事などを手伝わない」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)

■だらしがないこと
・「テーブルに足を乗せること」(26歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「テレビを見ながらソファで寝る、電気代がもったいない」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「飲んだペットボトルをそのまま置いておくこと」(40歳女性/自動車関連/その他)

■話をちゃんと聞いていない
・「人の話を聞いていない」(50歳以上女性/金融・証券/事務系専門職)
・「人の話を聞いてないのが分かったとき」(31歳女性/その他/その他)
・「返事がなんでも曖昧、質問におうむ返ししてくる」(27歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)

■口ばっかり……
・「口だけで行動に移さないこと」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「言っていることがコロコロ変わる」(32歳女性/その他/事務系専門職)
・「約束したことを実行に移さない、もしくは実行するまでに異常に時間がかかる」(29歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

■どうしても気になる
・「いびきがうるさい」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「鼻をすするのがうるさい」(42歳女性/マスコミ・広告/営業職)
・「いつも貧乏ゆすりをしている」(42歳女性/団体・公益法人・官公庁/専門職)

■その他
・「無表情でいるだけなのに『何イラッとしているの』と言われるとき」(32歳女性/電機/事務系専門職)
・「毎日同じことを注意させる、会話のキャッチボールができない」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「気に入らないことへの注意が遠回りな言い方で嫌みっぽい、本人は気を遣ってるつもりみたいですが……」(28歳女性/医薬品・化粧品/技術職)

男性の回答

■突然機嫌が悪くなる
・「生理前というだけで理由なく当たられるとき」(34歳男性/情報・IT/技術職)
・「空腹や仕事で行き詰まっているときなどに、あからさまに機嫌が悪い」(40歳男性/学校・教育関連/営業職)
・「数カ月に一度の割合で、理由は分からないがものすごく不機嫌になることがある」(43歳男性/商社・卸/営業職)

■家事に対する不満
・「家事が雑、注意しても直そうという意思が見えない」(46歳男性/電機/技術職)
・「携帯電話のゲームにはまり、家事がおろそかになっている」(33歳男性/医療・福祉/専門職)
・「洗濯物をためること、食器を流しや食器乾燥機にどんどん積み上げていって片付けないこと」(50歳以上男性/学校・教育関連/事務系専門職)

■口うるさい
・「いちいち口うるさい」(38歳男性/通信/技術職)
・「つまらないことに文句を言われたから」(49歳男性/通信/事務系専門職)
・「ご飯を早く食べろと言われた、子どもじゃないと思った」(30歳男性/医療・福祉/専門職)

■その他
・「スキンシップがないこと」(49歳男性/その他/販売職・サービス系)
・「自分の言うとおりに行動してくれないとき」(50歳以上男性/機械・精密機器/技術職)
・「子どものことで決して無関心ではないのに無関心だと言われる」(50歳以上男性/建設・土木/技術職)
・「仕事から帰ったら妻がソファで爆睡していた時、疲れているのはわかるがあまり良い気分ではない」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)

■総評
「妻・夫にイラッとしたことはありますか?」と尋ねたところ、「はい」と答えた女性の割合が男性の割合を大きく上回る結果となった。妻たちは夫の何に対していらついているのだろうか……。

女性からの回答で最も多かったのは、「家事・育児を手伝おうとしない」ことだった。「人が忙しく家事をしている横でゲームをしている」「共働きなのに家事をやらない」「子どもの教育を私任せにする」などなど、夫の非協力的な態度に妻たちは不満を募らせている様子。手伝わないということだけでも腹が立つのに、妻の家事に口出ししたり文句を言ってきたりする男性もいるそうだ。

次に多かったのは夫の「だらしなさ」に対する不満で「脱いだら脱ぎっぱなし、食べたら食べっぱなし」で、同じことを何度注意しても直そうとしない夫にイラッとしてしまうようだ。他にも、「飲み会が多いこと」や「実家に入り浸る」「行事予定を覚えてない」ことなどに対し不満の声が寄せられた。

それに対し男性はというと、妻の「感情の起伏の激しさ」についイラッとしてしまうそう。不機嫌の理由が分かっているなら改善の余地もあるが、わけなく怒られたり理不尽な理由で非難されたりすることも多いとのこと。仕事で疲れて帰ってきたのに、意味なく当たられたのではイラッとするのも無理はない。さらには、「外出の支度に時間が掛かること」や「何度も同じことを繰り返し聞いてくる」ことなども男性をイラつかせてしまうよう。「話の途中で必ずこっちを悪者にする」ことや、「存在そのもの」にイラッとするなんていう声も寄せられていた。

ささいな事から大きな事まで、さまざまな不満の声が寄せられた今回のアンケート。人によってイラッとするポイントは異なるが、こうしてみると「お互いさま」な部分も多々あるのかもしれない。

調査時期: 2015年11月19日~29日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性150名 女性150名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません