NECは、IAサーバのExpress5800シリーズに1wayサーバ3機種「Express5800/T110h」「Express5800/T110h-S」「Express5800/R110h-1」を追加し、1月29日から発売を開始する。なお、Express5800/T110hとExpress5800/T110h-Sはタワーサーバ、Express5800/R110h-1はラックサーバとなる。

「Express5800/T110h」

「Express5800/T110h-S」

「Express5800/R110h-1」

3製品は4コアのインテルの最新CPUとDDR4メモリを搭載し、メモリは最大64GBまで容量拡張が可能。処理速度を従来機比30%向上させており、複数台のサーバ集約やアプライアンス用途で利用できる。

さらに、動作環境温度を5℃~45℃(ラックサーバ)または48℃(タワーサーバ)まで保証しており、倉庫や商業施設のバックヤードなど狭く熱がこもりやすい場所や空調が行き届かない場所に設置し、コンピュータを利用した施設管理などを可能にする。

また、各機種で二重化された電源ユニットを用意し、ユーザーニーズにあわせた選択を可能にした。万が一、片方の電源ユニットが故障した際にシステムを停止することなく、業務を継続することができるという。

価格は3製品ともに税別でExpress5800/T110hが23万5,000円、Express5800/T110h-Sが24万1,000円、Express5800/R110h-1が28万円。