第88回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされたレオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』の日本公開が4月22日に決定し、本編映像が20日、公開された。

『レヴェナント:蘇えりし者』場面写真

昨年アカデミー賞で最多4部門を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める同作は、一人の男のサバイバル・アドベンチャーと人間の偉大な精神力を描いた作品。1月10日に発表された第73回ゴールデン・グローブ賞で、作品賞&主演男優賞(共にドラマ部門)&監督賞の3冠を獲得し、最多受賞となった。

そして、第88回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣裳デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞、視覚効果賞、録音賞、音響効果賞の12部門にノミネート。格闘シーンで鼻を折るほどの体当たりの熱演を見せているディカプリオが悲願のオスカー獲得なるか、イニャリトゥ監督が2年連続受賞となるか、注目が集まる。

このたび公開された映像では、ディカプリオの迫真の演技が明らかに。イニャリトゥ監督は「今回の撮影では、リズム、タイミング、勢い、沈黙と膨大な量の要求をしたが、レオは力強い存在感で、全てをこなした」と、ディカプリオがさまざまな試練に直面したことを強調。監督の言葉に応えるように、ディカプリオもまた「『レヴェナント:蘇えりし者』は、私の人生で最もやりがいのある経験になった」と自信のほどを語る。


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