星野リゾートはこのほど、2016年7月20日に開業する「星のや東京」(東京都・大手町)の予約受付を公式ホームページにて開始した。

「星のや東京」のイメージ図

同施設は、地上18階建ての「塔の日本旅館」としてオープンする。日本国内のほか、海外から訪れる宿泊客もターゲットとしており、「和のおもてなし」を世界に発信していくという。

客室は、日本の伝統に支えられたくつろぎを体感してもらえるよう、すべて畳の間とした。内装は、日本伝統の建築様式を基本に、現代のスタイルに合わせてアレンジと工夫をこらしている。ソファやクローゼットには竹素材を使用し、壁紙や風呂にも和の仕様を施した。

客室はすべて畳の間となっている

各階にはその階の宿泊客だけが使用できる「お茶の間ラウンジ」を設置。昼間は茶や菓子、夜は酒などを季節に合わせて用意する。宿泊客同士やスタッフとのコミュニケーションの場として使えるほか、読書や仕事にも活用できるとのこと。

そのほか、レストランやスパ、カンファレンスルームなども設置する。客室数は84室で、平均客室単価は8万円~12万円。