エン・ジャパンは19日、「人材不足の状況」に関する調査の結果を発表した。対象は同社サイトを利用する企業人事担当者578名。期間は11月18日~12月15日。

人材不足の部門、84%の企業が「ある」

「人材が不足している部門はあるか」を聞いたところ、84%が「ある」と回答した。次いで、「人材が不足している部門がない」(14%)、「わからない」(2%)となった。

「人材が不足している部門がある」と回答した企業を業種別にみたところ、もっとも不足していたのは「サービス関連」(92%)だった。また、「IT・情報処理・インターネット関連」(88%)、「流通・小売関連」(87%)も高くなった。

「現在、貴社では人材が不足している部門はありますか」(業種別)

企業別では、「1,001名以上の企業」(94%)が最多に。以降、「501~1,000名の企業」(93%)、「301~500名の企業」(90%)と続いた。

「現在、貴社では人材が不足している部門はありますか」(企業規模別)

「人材が不足している部門がある」と答えた企業に対して、人材不足の理由を質問したところ、1位は「退職による欠員」(55%)だった。次いで2位は「既存業務の拡大」(41%)、3位は「業務好調による業務量増加」(37%)となった。