ぐるなびは、訪日観光客の増加が予測される中国・台湾・韓国の旧正月に絡んだ連休に向け、飲食店への送客を促進するために、外国語版サイト(簡体字、繁体字、韓国語)で1月18日から2月29日まで「春節(韓国語:ソルラル)を祝おう! 特集」ページを開設する。同特集ページでは、この時期に訪日観光客を積極的に受け入れたい83店舗を掲載するとしている。

中国では2月7日(日)~13日(土)、台湾では2月6日(土)~14日(日)に旧正月に絡んだ連休「春節」、韓国では2月7日(金)~10日(水)に「ソルラル」があり、訪日観光客の増加が見込まれている。19日の日本政府観光局(JNTO)の発表によれば、2015年の訪日外客数は、1,973万7千人と過去最高を更新。また、ぐるなびの中国語版飲食店情報サイトへのアクセスは、年末より徐々にアクセスが伸びていることも分かっているという。

ぐるなびでは、今年の春節間際には多くの訪日観光客による検索が予想されるため、ユーザーの利便性の向上および、積極的に受け入れたい店舗への送客強化を目的として、特集を実施する。また、「文化の違いと日本でも食べれる春節料理」についてマンガコンテンツを展開する。

中国語(簡体字)サイト「春節を祝おう! 特集」

2016年1月に春節に関する調査をぐるなびの日本全国の飲食店(445店)を対象に実施したところ、2015年の春節時に中国人・台湾人観光客を受け入れる準備をした51%が売上を上げているという。2016年の春節は2.5店舗に1店舗が受け入れたいと考えており、その理由として、日本人客より回転率がよく、外食費を高く見込めることが明らかになった。具体的な対策として、「外国版のメニュー表の作成」や「外国人向けのメニューの導入」などが挙げられている。

特集ページは以下の通り。

ぐるなびは、これまで蓄積してきたノウハウを基に、「今後も外国人客の受け入れ環境作りを整え、外国人客に日本の食の魅力を伝えるサポートをしていく」としている。