ネオキャリアは1月18日、人事領域のデータを横断的にマネジメントできるプラットフォーム「jinjer」の提供を開始した。また、同システムの連携パートナーとして、FiNCとフロムスクラッチの2社と業務提携することを発表した。

同システムによって、これまでブラックボックス化されてきた人事データを数値化・可視化し、人事業務におけるパフォーマンスの向上および企業経営の支援が実現できるものとしている。また、これまで正当な評価を受けることが難しかった人事責任者/担当者は、実際に採用した人材が活躍しているかどうかが数値化できることにより、正当に評価されることが可能になるという。さらに、活躍する人材を明確化できるため、採用戦略/採用目標を最適化することも可能としている。

「jinjer」のサービス概要

FiNCとは、ストレスチェックと人事情報の一括管理に関する業務において提携する。FiNCのサービスと「jinjer」を連携することで、1つの画面でストレスチェックのデータと集団傾向、個別の人事管理情報とを照合することが可能となる。これにより、今まで可視化できていなかったマネジメントの傾向なども数値化できるようになるとしている。

フロムスクラッチとは、採用活動に関する業務において提携する。フロムスクラッチが開発・提供する「B→Dash」の機能を活用し、選考時に採用に至らなかった応募者に対して、プレスリリースや社内ブログ情報などの企業情報を定期的に配信するなど、継続的にアプローチすることで、将来の採用母集団の形成を実現するとしている。これにより、次に同じ職種を採用募集する際は、その採用母集団に求人情報を配信することで、求人広告の掲載などに頼らない、ダイレクトリクルーティングを実現するという。